約 4,015,942 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/46384.html
LOV(ラブ)・LEY(リー)・MON(モン) VR 光文明 (7) クリーチャー:スターライト・ツリー 4444 S・トリガー・プラス(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える) このクリーチャーが出た時、相手のアンタップしているクリーチャーを全てタップする。 P−このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを3つまで選び、裏向きにしてシールド化する。 ブロッカー エスケープ 作者:ガミジン (コメント) D2P ヘビーポップのエクストラウィン戦略をもとに、スターライト・ツリーに新たな戦略をもたせたカード群の一枚です。 一応、名前の由来はレモンです。 フレーバーテキスト ♡P☆ ポップンロールは、平和の象徴。対峙した者はたちどころに戦意を失い、その心は「平和な心」へと上書きされる。 関連 + ... 《♡P☆ ポップンロール》 (オリカ) 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/blacklist/pages/326.html
【魔導師用武器】へ ウィッチスタッフ 魔 両手棍 Lv6〜 攻 4 属性 無 強化 1 重量 105 魔攻+2 TP+5 [売値]5 [合成費用]300 [入手]ダークホーン(落) [形 色]どうみてもほうきです。茶色だが素材は不明。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/576.html
83 :復讐の俺か。面白そうだな[sage]:2010/09/30(木) 23 39 47.07 ID dU6sSSX30 昨晩のことが色々と引っかかって、結局あまり眠れなかった。 とりあえず着替えてから部屋を出る。 宮藤「あ、俺さん!」 ブリーフィングルームへ行くと、約一名を除いた全員が集まっていた。 宮藤「これから買出しに行くんですけど、何か欲しいものありますか?」 俺「欲しいもの、か・・・・・・」 すぐに頭に浮かんだのはコーヒーをドリップするための器具一式だが、 そんなことをする暇はないだろうし、値段も張るだろうからやめておいた。 俺「インスタントコーヒーをお願いしようかな。種類とかは適当でいいよ」 宮藤「わかりました。インスタントコーヒーですね」 84 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 42 19.48 ID dU6sSSX30 買出し組を見送った後、 ミーナ「美緒と俺さんとサーニャさんは執務室に来てくれるかしら」 名前を呼ばれていない隊員は、何かあったのかと疑問の視線をこちらに向けている。 一方、呼ばれた三人は何の話をするのか、言われなくてもわかっているだろう。 リーネ「何かあったんでしょうか・・・・・・」 ペリーヌ「知ったことじゃありませんわ・・・・・・」 エイラ(サーニャ・・・・・・) バルクホルン「・・・・・・」 俺(坂本少佐には既に知らされたのか・・・・・・) 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 23 42 37.13 ID SgqBR8gY0 眠い支援 86 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 45 01.06 ID dU6sSSX30 ミーナ「まず、私があなたたちを呼び出した理由はわかりますね?」 その言葉に、三人とも無言で頷く。 ミーナ「・・・・・・、昨晩のネウロイの件ですが、各地軍部に連絡を取ってみましたが、 やはりレーダーに異常はなかったとのことです」 ミーナ「そこでもう一度問いますが、リトヴャク中尉」 サーニャ「は、はいっ」 サーニャさん、とは呼ばなかったことから、事の重大さが伝わってくる。 ミーナ「本当に、気付かなかったんですね?」 言い換えれば、任務をサボった訳ではないのか、ということだろう。 サーニャ「はい・・・・・・気付きませんでした・・・・・・」 坂本「ほぼ確定・・・・・・か」 87 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 48 00.49 ID dU6sSSX30 ミーナ「・・・・・・ネウロイが進化を続けているのは分かってはいたけど」 ミーナ「今回はどう対処すればいいのか・・・・・・わからないわ」 美緒「軍のレーダーは頼れず、サーニャの能力にも頼れず、ただ頼れるのは俺少佐のみ・・・・・・か」 その言葉に、サーニャさんは申し訳なさそうな表情を浮かべた。 それが事実であるのだから、どうすることもできない。 ミーナ「だからといって、俺少佐だけでどうにかなる問題でもない・・・・・・」 俺「・・・・・・」 ミーナ「考えるだけで頭が痛くなるわ・・・・・・」 サーニャさんは今にも泣き出してしまいそうな顔をしている。 責任など誰にもなく、仕方ないといえば片付いてしまうことだが、放っておくことはできない。 我々の敵は本当に、厄介なことをしでかしてくれた。 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23 48 35.06 ID 6LfdTnxW0 支援 89 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 51 01.79 ID dU6sSSX30 部屋に訪れた沈黙が、無線機からのノイズが混じった音で破られた。 『・・・・・・求む。こちらシャーリー・・・・・・応答求む!繰り返す。こちら・・・・・・・・・・・・至急・・・・・・』 買出しに出ているイェーガー大尉からの連絡である。 ミーナ『こちらミーナです。そちらの状況は?』 ミーナ(予想が外れてくれれば嬉しいのだけれど・・・・・・) シャーリー『中佐か!急に・・・・・・にネウロイが・・・・・・・・・・・・こっちに気を・・・・・・街を・・・・・・精一杯だ!』 ミーナ『わかりました。至急応援に向かいます。それまでなんとか持ちこたえてください!』 ミーナ(そんなに甘くはないわよね・・・・・・) シャーリー『了解した!』 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 23 51 07.32 ID CDf+2ZW40 小説の中の俺は大抵、エースだな 91 : 90一応エースというより脇役っぽくすることを心がけてる[sage]:2010/09/30(木) 23 54 03.57 ID dU6sSSX30 ミーナ「どうやら考える時間は与えてくれないようね」 坂本「やれやれだな・・・・・・」 ミーナ『総員!大至急出撃準備!!』 いきなりの出撃命令に驚かなかったものはいないであろう。 いるとすれば、この事態を予想していた者と、ただの間抜けな者である。 ミーナ『サーニャさん、ネウロイの捕捉は?』 サーニャ『っ・・・・・・駄目です』 ミーナ『そう・・・・・・』 ミーナ(やはり今回も・・・・・・) 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23 55 41.70 ID 3pcC1D8SP 支援 93 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 57 01.77 ID dU6sSSX30 エイラ「サーニャ・・・・・・どうしたンダ?何かあったのカ?」 サーニャ「ううん、なんでもないのよ、エイラ」 エイラ「そ、ソウカ・・・・・・」 エイラ(私じゃ・・・・・・頼りないのカ・・・・・・?) 俺『こちらナイトフォグ、ネウロイを捕捉した。方位070、高度およそ3000、 ラロス級、いや、ラロス改が4、ケファラス級が1の戦爆連合が5個』 俺『早く行かないと、ローマにいる三人が危ないかもしれない』 ミーナ『っ、急ぎましょう!!』 一同『了解!!』 94 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 00 19.08 ID UHixO2zE0 シャーリー「ッチィ!!大丈夫かっ!!ルッキーニ!!」 ルッキーニ「うぅっ、まだ・・・・・・絶対に・・・・・・ローマの街は、絶対守るんだもん!!」 シャーリー「もう少しだ!!もう少しで皆が来る!!それまで持ちこたえろ!!」 宮藤「はいっ!!」 シャーリー(でも、そろそろやばいぞ・・・・・・多分、二人も) シャーリー(この数は三人じゃ受け止めきれない!) 宮藤「あっ、シャーリーさん!!後ろ!!!」 シャーリー「なっ、しまっ・・・・・・」 シャーリー(間に合わないっ・・・・・・) 95 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 03 00.67 ID UHixO2zE0 バルクホルン「・・・・・・どうやら、間に合ったようだな」 シャーリー「バルクホルン・・・・・・」 ミーナ『トゥルーデとエーリカは右!リーネさん、ペリーヌさんは左! 俺さん、サーニャさん、エイラさんは上!私と坂本少佐は正面を叩きます!』 一同『了解!!』 エーリカ「行くよトゥルーデ!!」 バルクホルン「ああ!!」 ペリーヌ「行きますわよ!!」 リーネ「はい!!」 俺「行きますよ!!」 エイラ「言われなくてもワカッテるヨ!!」 サーニャ「っ・・・・・・」 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 04 49.87 ID UFYjCoAe0 ロマーニャの中にローマって街があるのか それとも逆か 97 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 06 05.23 ID dU6sSSX30 ミーナ『宮藤さん、シャーリーさん、ルッキーニさんは基地に退避して!後は私たちに任せて!!』 シャーリー『そうさせてもらうよ、中佐』 宮藤『はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・』 ルッキーニ『絶対に・・・・・・、この街を・・・・・・守ってね・・・・・・』 ミーナ『ええ・・・・・・守ってみせるわ』 坂本「行くぞっ!!」 ミーナ「行きましょう!!」 98 :喉 ◆NODO.2x7/2 []:2010/10/01(金) 00 07 47.78 ID 1qPuOjR50 BE 3084192768-2BP(2272) sssp //img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif 96 それであってるよ ロマーニャ公国にローマの街がある 99 : 96 ロマーニャの中にローマがあります[sage]:2010/10/01(金) 00 08 53.38 ID UHixO2zE0 俺「俺が突っ込みますっ。二人は援護をお願いします!!」 エイラ「ソンナこと言って、一人でオイシイとこ持っていこうとしてるんダロ?そうはさせないからナ!!」 俺「ユーティライネン中尉っ」 エイラ「エイラでいい!!」 俺(どっちが上官なんだか) サーニャ「私が援護します!!」 エイラ「ヨシッ・・・・・・行くゾっ!!!」 俺「言われなくても!!」 100 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 12 00.19 ID UHixO2zE0 一気に加速し、ケファラスへと突っ込む。 ラロス改が前に出てきたところで、すかさず側面に回り、MG42を構え、7.92mm弾を撃ち込む。 俺(やはり防弾装甲でなかなか削れない・・・・・・) 速度を緩めることなく、そのままラロス改の背後へ回る。 今度は同時に二丁構え、倍の量の弾を撃ち込む。 俺(まず一機・・・・・・) 続いて、こちらを向いているラロス改へと狙いを定め、撃つ。 エイラ「なかなかやるじゃナイカ!!」 エイラも、二機のラロス改を片付けたところだった。 俺「そっちこそ!!」 サーニャ「二人とも!!前から来てる!!」 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 00 14 27.72 ID Bmr5/RQH0 思ったんだけどラロス改とか1945年だとかなり旧式じゃねー? 102 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 15 00.37 ID UHixO2zE0 俺「ご心配なく!!」 ケファラスが放ったビームをシールドで防ぐ。避けてしまえば街に被害が出るかも しれない。 20mmのロケット弾と、7.92mm弾がケファラスの装甲を削る。 俺「一気に行け!!」 エイラ「いちいち言わなくてもいいヨ!!」 エイラが引き金を引いたままケファラスの上へ回り、弾丸を浴びせ続け、 エイラ「よしっ・・・・・・」 俺「ミッションコンプリート、ってところか」 サーニャ「すごいわ、エイラ。俺さんも」 103 :喉 ◆NODO.2x7/2 []:2010/10/01(金) 00 16 33.59 ID 1qPuOjR50 BE 257016522-2BP(2272) sssp //img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif 細かいとこは気にするな 104 : 101 アニメしか見てない俺が無理に使った結果が(ry[sage]:2010/10/01(金) 00 17 24.40 ID UHixO2zE0 バルクホルン『こちらバルクホルン、こっちは片付いた』 ペリーヌ『こちら青の一番、ネウロイを撃破いたしました』 男『こちらナイトフォグ、ネウロイを撃破しました』 ミーナ『こっちも片付いたわ。皆さんお疲れ様。幸い、街に被害はないようね』 ミーナ『これより、基地に帰還します』 一同『了解!』 そしてそのまま、基地に戻ろうとした瞬間――― 男『っ!!まだだ!!新たなネウロイを捕捉!!方位160、数は・・・・・・全体でおよ そ50!!』 105 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 19 35.33 ID UHixO2zE0 ミーナ『なんですって!?』 坂本『皆、魔法力は残っているか!?』 バルクホルン『大丈夫だ!!まだ行ける!!』 ミーナ『無理はしないで!!他の部隊に至急応援を要請します!!』 俺『駄目だ!!間に合わない!!』 エーリカ『どうするミーナ!!私たちはまだ大丈夫だけど他の皆は!?」 リーネ『私たちも、まだ戦えます!!』 ミーナ『でも・・・・・・!』 俺『大丈夫です。ミーナ中佐。俺が行きます』 ミーナ『俺さんっ・・・・・・まさか』 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 00 20 17.49 ID nAOXNBT/0 男の娘ラノベがいまいちだった。うっぷんをこめて書き溜めよっと。そして支援する。 107 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 22 35.41 ID UHixO2zE0 ミーナ『駄目よ!!魔法力を消耗した今の状態じゃ危険過ぎます!!』 俺『でも今やらないと街がやられますよ!!』 エイラ(一体・・・・・・なんナンダ?話が読めナイ・・・・・・) ミーナ『それでもっ・・・・・・』 俺『約束したでしょう!!絶対に街を守るって!!!』 ミーナ『っ・・・・・・』 ミーナ『・・・・・・わかりました』 坂本(・・・・・・) エーリカ「来た・・・・・・」 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 23 12.75 ID 8NPAinQT0 やったー俺の詳細な設定書けたよー 次回投下時に一緒に爆撃する 109 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 25 13.63 ID UHixO2zE0 『これ』をやるのは、いつ以来だろうか。 俺(・・・・・・よし) 全神経を落ち着かせ、集中する。体を巡る魔法力を感じる。 ネウロイの位置や動きもはっきりとわかるようになってきた。 バルクホルン「・・・・・・?なんだ?何が起こっている?」 真っ暗闇の中に、光が点々と浮かび上がる。そこへ意識を集中させる。 リーネ「ネウロイが・・・・・・同士討ち・・・・・・?」 ただただ、集中する。 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 39 49.97 ID Rhd0rm8UP しえん 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 52 10.33 ID 0bxxAR0j0 しえん ttp //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1175468.jpg 112 :喉 ◆NODO.2x7/2 []:2010/10/01(金) 00 57 05.52 ID 1qPuOjR50 BE 2570160285-2BP(2272) sssp //img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif 誰も居ないようならちょっとずつ投下するけど 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 58 01.33 ID 8NPAinQT0 いいんじゃないかな 114 :さるった[sage]:2010/10/01(金) 01 00 26.16 ID 5jlnJRVK0 ―――何も、見えない。 エイラ「な、なんナンダ?コレは・・・・・・」 ―――何も、聞こえない。 サーニャ「―――!―――!!」 ――――――何も、感じない。 第二部 終 ナイトウィッチ 第三部へ続く
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1381.html
俺「さて、昨日の夜にやるかと言って、午前中にアンケートをとった小ネタの時間になりました! 進めていくのは俺と」 伯爵「やあ、(女の子は)みんな大好きヴァルトルート・クルピンスキーだよ。ウィッチのことなら、なんでも聞いてよ」 俺「……なんで伯爵なの? 俺、ロスマン先生にお願いしなかったっけ?」 伯爵「ひどいなー、ボクたち友達だろう?」 俺「え、友達? 誰と? 誰が?」 伯爵「知らなかったのかい?」 俺「全く存じません」 伯爵「じゃあ、恋人かも」 俺「なんで深くなるんだよ!」 伯爵「あはは、やっぱり悪友ってところだよねボクたち」 俺「……もうそれでいい。で、なんで伯爵がここにいるの?」 伯爵「ふふっ。だって、501以外の世界のウィッチを紹介するんだろう? 女の子の話ならボクの出番じゃないか」 俺「まあ、そうだが……でも伯爵、今回紹介するウィッチは知らないだろ?」 伯爵「ハンナの従卒やってるマティルダ君でしょ? もちろん知ってるさ!」 俺「なんでだ知ってんだ、おまえアフリカ行ったことないだろおい」 伯爵「だってハンナはかわいいかわいいボクの部下だったんだ。砂漠なんかに送られて寂しがって泣いてないか見に行くくらいするよ」 俺「マルセイユが、寂しがって泣く……?」 伯爵「実際はさっさと帰れとか言われちゃったんだけどね」 俺「あ、やっぱりか」 伯爵「ま、彼女なりの照れ隠しだよね、あれ」 俺「それは100%ねーから。つーかそんな時間いつあったんだよ」 伯爵「ボクの辞書に、不可能って文字はないんだ」 俺「そりゃただの落丁……っていかん、伯爵のペースに巻き込まれたら雑談だけで話が終わる」 伯爵「ひどいなぁ。ボクはいつも通りにやってるだけなのに」 俺「はいはいそうだな普段どおり予測不能だよ。まあいい、とりあえずさっさと本題に入るぞ。今日のウィッチは、さっきも言ったが今のところ唯一のアフリカ出身ウィッチのマティルダさんだ」 伯爵「ハンナの従卒だけど、ボディーガードとかバーや彼女の個室の管理もしてるね。ハンナの部屋にはボクも入れてくれなかったよ」 俺「そのお姿や今回では紹介しきれない情報はフミカネ氏のサイトで確認してくれ」 伯爵「マティルダ君は、ほんとハンナをかいがいしくサポートするね」 俺「鷲の化身を探せってお告げで一族から別れた程だから相当マルセイユを慕ってるだろうな」 伯爵「でも、あの一途なところがいいね。口数少なくハンナの影にいつも控えて、言葉を挟むことなく主を支える。男の子じゃなくても、憧れちゃうんじゃないかな?」 俺「うん、否定はしない」 伯爵「しかも彼女はジョーク好きで、どこかいつも余裕を持った感じがするね。アフリカの広い大地みたいな器って言うのかな?」 俺「凄く完璧超人のように思えるけど、高所恐怖症なんだろ?」 伯爵「みたいだね。でも、魅力を損なう要因にはならないよ」 俺「空飛ぼうよと誘われて必死に否定するマティルダさん……イイ!」 伯爵「いつもの余裕がなくなってるギャップがミソなんだね。バルクホルンの魅力の一つが堅物さと優しさの二律背反なように、完璧さの裏にある弱さってのもたまらないね」 俺「たまらんな」 伯爵「たまらないと言えば、ボクは彼女の肌がたまらないよ」 俺「またいきなり飛ぶね」 伯爵「あの黒い肌、どうしても目がいってしまうあの色が魅力的だよ」 俺「……この前は、白い肌を褒めてなかったか?」 伯爵「エディータとかの真っ白な肌は繊細さを醸し出す。ナオちゃんとかの黄色い肌は太陽みたいな健康的な元気さが感じられるね。そしてマティルダ君の黒い肌は力強さと生命力が瑞々しい。これはボクの持論でしかないけど、どんな色の肌にも魅力はあるんだよ?」 俺「さすがだわあんたまじ淑女」 伯爵「まあね。これでも伯爵って呼ばれてるからね」 俺「中型おっぱい派の俺としてはあの程よいサイズの胸も一押しだな」 伯爵「へー、あのサイズが好きなんだ」 俺「巨乳には圧倒的インパクト、貧乳にはつぼみのような可憐さがあるから、俺の好みではあるが、とにかく体全体との曲線的バランスを俺は重視するし、マティルダさんは素晴らしい!」 伯爵「うんうんわかるなぁ。あの張りのありそうな全身にこう手を這わせたくなるよね」 俺「あの黒い肌って、より全身が引き締まって見えるし、動物的なというか野性的なというかこう理性とか超越した本能的な官能美が醸されてる!」 伯爵「なんか、目がケダモノだよ……?」 俺「あと、あのYシャツ一枚の格好とのコラボレーションは男の夢と言って過言じゃない!!」 伯爵「水をかけたいね」 俺「かけたいな。透けて欲しい」 伯爵「避けられたけどね」 俺「実行したのかよ!!」 伯爵「うん、しかも水を無駄にするなって怒られた」 俺「馬鹿すぎる。だが、その自らに正直な姿勢は嫌いじゃない」 伯爵「お褒めに預かり光栄だ」 俺「惜しむのは成功しなかったことか」 伯爵「そうだね。彼女、ものすごい身体能力だったよ」 俺「だろうな。生身でも魔法を使ってるんじゃないかってくらいものすごいが、スリング投石で小型ネウロイなんか木っ端微塵とか半端ない。なんでも普通のウィッチとは違う魔法体系に属してるらしい」 伯爵「実に、残念だ」 俺「ああ、前線でも余裕で通用するこれほどの戦力が従卒で、軍属じゃないのは確かに残念d――」 伯爵「魔法行使に使い魔を使わないってのは残念だよ」 俺「あ、そっちすか……」 伯爵「だって、使い魔の耳とか尻尾が生えた姿だって見たいじゃないか。君だって見たいだろ?」 俺「そう言われると……見たいな」 伯爵「だよねえ。それにハンナもフラウもニパ君もナオちゃんも熊さんも他のみんなも、尻尾撫でた時の手触り最高だから余計残念だよ」 俺「……うらやましい」 伯爵「触りたいなら、君も触ればいいんじゃない?」 俺「同性の伯爵はともかく、俺がやったら殺される。生きてても痴漢でぱくられる」 伯爵「日ごろの行いの差ってことかな?」 俺「それは俺が圧倒的に勝ってる自信がある」 伯爵「やだなぁ、ボクこんなに真面目ちゃんなのに」 俺「変な方向に真面目であることは認めるが、一般的な真面目では絶対にない!」 伯爵「同じようなこと、もう他に三人から聞いたなぁ」 俺「そりゃ、伯爵知ってる人ならみんなそう思ってるさ」 伯爵「でも、ほとんど初対面だったのにストームウィッチーズ隊長のおケイさんにも言われたよ?」 俺「さすがおケイさん人を見る目がある。伯爵の人柄を一発で見抜くとは」 伯爵「でも彼女酷いんだよ? ちょっと後輩で元部下のところへ遊びに来ただけだってのに怒ってさ。せっかく美人なのにあれは歳だね、まあボクの守備範囲的には無問題だけど」 俺「おケイさんはBBAじゃねえぞおい!」 伯爵「しかも、それを伝え聞いたロンメル将軍に呼び出されちゃったんだよ」 俺「ちょ、おま、どんだけ問題起こしてるんだよ!!」 伯爵「ま、ちょっと腕組んで胸当てながらお願いしたらパットン将軍が許してくれたけどね」 俺「パットンおやじぃぃぃぃぃ! うらやまもとんけしからん!!」 伯爵「言ってくれれば、君にもやってあげていいよ?」 俺「え? まじ?」 伯爵「うん。ボクのお願い一つ聞いてくれるならね」 俺「はははなんだそんなことか。なんなりとお申し付けくださいませ!!」 伯爵「ありがと。それじゃあさ……」 俺「うんうん」 伯爵「熊さんには、君がボクを無理やり連れてきたってことにしといて」 俺「…………え?」 伯爵「いやー、助かったなー。きっと一晩耐久正座だ。頑張ってね、お・れ♪」 俺「Oh……」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/l4dac/pages/35.html
ウィッチ/Witch タイプ 特殊 主攻撃 ひっかき 副攻撃 なし 特徴 女性のような外見でめそめそ泣いている感染者。他の感染者とは異なり積極的には攻撃を仕掛けてこず何らかの方法で刺激しなければなにもしてこない。しかし一度刺激するとけたたましい叫び声とともに激高し刺激した生存者が死ぬまで攻撃を続ける。 攻撃力が非常に高くエキスパートでは一撃で死亡、それ以外では一撃で戦闘不能である 歩いているタイプと座っているタイプがいる。主に昼間や明るいところにいるウィッチは歩いており(昼ウィッチ)、夜や暗い場所にいるウィッチは座っている(夜ウィッチ)。 昼ウィッチは反応エリアが狭く近くにいてもなかなか激高状態にならない。密着すると即激高する。激高した場合は顔を覆っている手を開いて追っかけてくる。 夜ウィッチは昼より敏感で生存者が近くを通っただけでも気が付き立ち上がろうとする。夜は密着しても即激高はせずゆっくり立ち上がった後激高するプロセスを踏む。ただし弾を当てたなどの刺激は即激高する エキスパートとアドバンスドでは首から下はダメージがある程度軽減されてしまう ウィッチは基本的に刺激を与えた生存者をターゲットとするが、激高後炎をつけた生存者もしくは2回進路妨害をした生存者にターゲットを切り替える。また、何らかの理由によりターゲットを見失った場合はその場から立ち去る ウィッチに気が付かれると叫び声に反応して通常感染者が数体生存者に向かってくる 対応方法 基本的に無視して進むのが最良。わざわざ手を出す必要がない。 遠くから全員で集中砲火 単純に距離を取って全員で集中砲火をする。一番お手軽だが場所によっては難しい 特徴:お手軽で条件が特にない。爆発弾を装備していれば適当に撃っているだけでも簡単に倒せる 欠点:十分な距離が確保できない、ウィッチが壁を登ったり下りたりして十分にダメージを与えられない場合がある 難易度:低 プロパンなど爆発物で消滅させる 爆発エフェクトを発生させる武器でウィッチを攻撃すると悲鳴とともに消滅する。グレネードランチャー、プロパンガス、パイプ爆弾、酸素ボンベで実施可能 特徴:爆発物を持っていれば非常に簡単に処理することができる 欠点:爆発物を持っている必要があり周辺にない場合も多い。直撃または至近弾でないと倒せない 難易度:低 セーフルームに逃げ込む ウィッチを激高させた後セーフルームに逃げ込むと生存者を見失いどこかに走り去ってしまう 特長:一発も弾を使う必要がない 欠点:誰か外に残っているとターゲットが切り替わる可能性がある。セーフルーム近辺でしか使えない 難易度:低 連射できるショットガンでお尻か胴体を撃つ 密着した状態でウィッチのお尻かお腹などにショットガンを数発打ち込む。 特徴:ショットガンと密着状態さえ維持できれば簡単に倒すことができる。 欠点:失敗すると攻撃を受けてしまいエキスパートでは死亡してしまう 難易度:低 連射できないショットガンで頭を撃つ エキスパートでは連射できないショットガンの場合は頭を撃たなければ倒すことができない 昼ウィッチ 1 ウィッチに密着する。正面がベスト 2 ウィッチが反応して手を開く 3 露出した頭部にショットガンを打ち込む。正確に撃ちこめていれば1発で撃破 ※後ろから密着する場合は首元にあたってしまう弾があるので2~3発撃ち込む。その場合は2発目以降は下がりながら撃つ 夜ウィッチ 1 ウィッチに密着する。正面がベスト 2 まっすぐ前を向く。ウィッチが視界から消えるが気にせず待つ 3 完全に立ち上がる前に正面を向いたレティクル内に頭が勝手に入ってくるのでその時に鼻~こめかみの間を意識して撃つ。 ※立ち上がり途中では完全に密着していない為当たらない弾が出て失敗する 特徴:早いチャプターで上位武器を持っていない場合のウィッチを処理することができる。かっこいい 欠点:確実に頭に全弾あてなければ倒すことができない。エキスパートでは失敗=死亡である 難易度:中高 チェーンソーで倒す チェーンソーを回転させた状態で頭にあてる 特長:成功すれば一瞬のうちに倒すことができる 欠点:エキスパートでは胴体の軽減により失敗しやすいうえ、チェーンソー自体が通常感染者を引き付ける効果があるため周辺にも注意が必要 難易度 中 よろめかせて近接で倒す ハンティングライフルかスナイパーライフルかマグナムかAK-47で気が付いていないウィッチの頭に一発銃弾を当てるとよろめくのでその隙に殴るとよろめきが持続するので殴る→攻撃→殴る→攻撃を4回繰り返すと撃破できる。マグナムの場合は4回以上 特長:そこそこ標準的装備構成のライフル+近接で撃破できる。 欠点:時間がかかるため途中で特殊感染者などに襲われる危険が他より高い。気が付かれている状態では不可能で夜ウィッチ限定であり昼ウィッチにはできない。 難易度:中 近接で倒す ウィッチの攻撃は難易度は高いが回避することができるためその間に近接を4発当てる。4人近接を持っているのであれば4人のタイミングがきっちり合うことができれば4人で同時に近接で攻撃すると撃破できる。 昼ウィッチは比較的簡単だが夜ウィッチに対しては非常に難易度が高い 昼の場合 1 背後から2発左右に動きながら当てる 2 少し後ろに下がり振り向きざまの激高したウィッチの攻撃を回避 3 ウィッチが寄ってくるのでこちらも近づき3,4発目を入れる ※下がる距離が重要で下がりすぎると4発目が間に合わない 夜の場合 1 背後から左右に動きながら2発目があたるかどうかのところで攻撃がくるので左右の動きでよける 2 ウィッチに張り付いたまま4発目を当てる ※よけるタイミングは見てからでは遅いためあらかじめ予測行動が必要 特長:近接武器さえ持っていれば可能なためお手軽。背後から右、左(逆でも可)と動くのがキモ 欠点:ウィッチの攻撃をよけるのは練習が必要。 難易度:高 引き寄せて倒す ウィッチをわざと怒らせてこちらに向うようにし、向こうから密着してきた瞬間ショットガンで倒す。「引き撃ち」などと呼ばれる。ノーマルまでは体に密着して全弾あてるようにすれば倒せるがアドバンスド以降の体にダメージ軽減が付与されていると一瞬の密着状態で正確に頭に当てる必要があるため非常に難しい 難易度:高 攻略 協力 基本的に倒す必要がないのだが、進路上迂回できない場所にいたりすることがあるのでその場合は倒さなければならない botが撃った弾がウィッチにあたっても小さい悲鳴をあげるだけで反応はしないが、近づくことによる刺激は反応する。 各感染者バクテリア音鳴き声 コメント ショットガンのヘッドショットは一度シングルなどで密着してどういう立ち上がり方をするのか確認してどのタイミングで撃てばいいか理解してからのほうがいいかも -- はほ (2015-04-08 17 49 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/2099.html
扶桑皇国海軍第0独立戦闘航空隊、通称レイヴンウィッチーズ。 そこに所属する俺が、何の因果か第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズに派遣される事に。 「ごめんな。…俺も、ずっと一緒にいたかったよ」 ※投下時より、加筆修正を施している箇所があります。 ※オールスター系作品についてですが、ここの『俺』をもし使いたいという方がいらっしゃるのであれば、好きに使ってくださって結構です。やられ役、苦労人、その他何でもご自由に… 本SSはペリーヌ√になります。 雑スレにてつけていただいた曲 イメージOPとさせていただきました。つけてくださった方に感謝を。 本編 一話 『転属、初日』 二話 『模擬戦、深まる溝』 三話 『少しずつ、近づく背中』 四話 『気付く想い、重なる軌跡』 五話 『スースーするの、と言われても』 最終話 『想い、響け』 前編 / 中編 / 後編 エピローグ 『家への旅路』 後日談 『いつか見る夢』 番外編 番外編 『バレンタイン、触れる温もり』 パラレル設定につき、この番外編は本編の時系列を無視してお読みください ペリーヌ誕生日記念 『未来への希望』 本編終了後のお話 番外ネタ 『ペリーヌまっしぐら』 ネタ支給・特別出演 パシリな俺様 黒い少年と青い少女の翼は、まだ休まらない… レイヴンウィッチーズ2へ 感想いただけたら泣いて喜びます ACかと思ったけどそんな事なかったぜ!けど面白い。飽きない -- 名無しさん (2011-01-24 07 47 03) ペリーヌ√キタ----(゚∀゚)----!!支援 -- 名無しさん (2011-01-27 08 14 17) 壁がたらねえ! もっともってこい! -- 名無しさん (2011-02-15 21 39 19) ハイデマリー√に期待 -- 名無しさん (2011-02-17 00 42 32) 気にする事は無いよ。次回作品に期待してるぜ!! -- 名無しさん (2011-02-24 01 02 12) ハイデマリー√に期待。だけど気にする気にもなれないほどの面白さでした! 支援 -- 名無しさん (2011-04-01 11 04 12) 文章もいいですけどストーリーもいいですね。ここぞというタイミングで新型機が到着するあたりにロマンを感じました。最近はツンデレ=暴力的なのが多いけれどペリーヌは違いますよね。個人的にこっちのツンデレの方が好みだったり。 -- 名無しさん (2011-09-03 11 21 01) 名前 コメント 以下、コメ返し 騙して悪いがACは関係無いんでな! 励みになるよ ありがとう 支援ありがとう! はっはっは 壁を殴らせたら俺の(ry 申し訳ございませんでした… ありがとうございます ゆっくりやっていきますので、暫しのお待ちを 支援に感謝します 暴力的でないツンデレの良さを理解する紳士が現れるとは…そこまで読んで頂き、感謝 気付けば15000HIT越え こんな駄文を読んでいただき感謝 - - -
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/578.html
340 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 14 49.89 ID wGjNW/YW0 俺「・・・・・・っふぁ・・・・・・」 目が覚めると、昨日よりはいくらか体が軽くなっていた。 俺(流石に今日も寝込む、ってわけにはいかないな・・・・・・) とりあえず着替えたかったが、どうやら用意されてないようなので病人服のまま部屋を出る。 そういえば、いつの間に病人服に着替えたのだろうか。一瞬、変な考えが脳裏をよぎったが、 俺(いや、それはないな) と、すぐに否定しておいた。 いつもの服に着替えるため、ひとまず自室へと向かう。 341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/04(月) 18 15 32.94 ID 9qCX045wO もう新しいのは書かない方が良いのか? 342 : 341そんなことはない[sage]:2010/10/04(月) 18 20 00.19 ID wGjNW/YW0 俺「・・・・・・よし」 自室で服を着替え、部屋を出た。 『起きろハルトマン!!もう何時だと思っている!!』 『ううー、あと60分・・・・・・』 『い い 加 減 に し ろ !!』 昨日のエース然とした姿はどこへやら。いや、こういうところがあってこそのエースなのだろうか。 特にやることもないので、ハンガーへ行ってみることにした。 シャーリー「お?」 俺「・・・・・・やあ」 343 : 341そんなことはない[sage]:2010/10/04(月) 18 25 00.34 ID wGjNW/YW0 どうやら、機体整備をしているようだった。 シャーリー「なんだ、もう大丈夫なのか?」 俺「ああ、歩ける程度には回復したよ」 シャーリー「そっか」 話している間も、手の動きは止まらない。 俺「それより、整備兵の仕事奪っちゃっていいのか?」 シャーリー「こういうのは自分でやらないと落ち着かないんだよ」 俺「ふぅん・・・・・・」 シャーリー「興味が涌いたなら、私が手取り足取り教えてやろうか?」 俺「俺にだって、性能を弄るくらいはできるよ。お前ほどではないと思うが」 シャーリー「へぇ・・・・・・」 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 18 29 57.18 ID vlnxnebuP 341 -==ー-、 / ̄ ̄ ̄ `ヽ、 // ', // i /ィ i iイ i ,ィ弋/ |ナト | i | | |;イ ヒツ 'ヒツNノ | 从 | , ,リ. ,リ ゝゝ、 r‐ァ ,イr彳 , .ィ个‐`rー个<.. ,r' / | 人 .| 、 ハ 俺×ストパンスレは誰でもウェルカム / i 〈 |∨廿∨| 〉 | A _/ | .〉 ト、 八 ,イ| 〈 | i∧ } ! .〈 |\∨/| 〉 | ', 厶. . . . | ', l `´ | / | ハ___ _ ..-‐'⌒ー-' /| ', ! | / |', ` 〃 /⌒つ 辷⌒ヘ }! / | 。| ヾ、.| | ', {{ {_ \ / ノ 仏-‐─ ′ | | | | `ー‐--、 >、乂ゞ 〈,クケ' ̄ | 。| | |  ̄ | | | | | 。| | | 345 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 30 00.37 ID wGjNW/YW0 そのまま、シャーリーの様子を眺めていると、 シャーリー「・・・・・・なあ」 俺「ん?」 シャーリー「飛ばないか?」 俺「は?」 シャーリー「病み上がりとはいえ、飛ぶだけなら大丈夫だろ? 私も一人で飛ぶのはつまらないし、付き合ってくれよ」 俺「・・・・・・そうだな、俺も飛ばないと体が鈍っちまいそうだ」 シャーリー「よーし、そうと決まればさっさと行くぞ!」 俺「あいよ・・・・・・」 346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 18 34 49.97 ID uGkV6ena0 おおう もっさんが幼なじみ設定の書こうとしたらでてたw 347 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 35 00.33 ID wGjNW/YW0 クランプに固定されているストライカーユニットを履く。 特に違和感はない。このまま飛んでも大丈夫そうだ。 クランプを外し、ハンガーを出て、空へと飛ぶ。 俺「そうそう、言い忘れてたけど、スピードはあまり出せそうにないから俺は置いていっても構わないからな」 シャーリー「んなことわかってるよ。置いてく気はないけどな」 俺「そりゃどうも」 その後も、無理はしない程度にスピードを出しながら、飛行を続ける。 シャーリー「・・・・・・お前って、なーんか不思議だよなー」 俺「不思議?」 シャーリー「いや、別に根拠はないんだけどさ。なんとなく」 348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/04(月) 18 36 03.24 ID 8sJvk5b50 346 かまわん、書こう 349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 18 37 46.17 ID uGkV6ena0 348 さんくす なら書きだめしなきゃ 頑張ろ。 350 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 40 00.24 ID wGjNW/YW0 俺「まあ、そう言われたのは初めてじゃないけど」 シャーリー「なんでだろうな・・・・・・」 そう言って、顎に手をあてて何かを考え始めた。 大体は、見た目と雰囲気が合わさって不思議に思われるようだが、今回の場合はどうなのだろうか。 自分でも、結構気になってしまう。 シャーリー「ん~・・・・・・」 すると、俺の下に回りこんで顔を近づけてきた。だが、これに動じてはいけない。 俺「・・・・・・わかったか?」 シャーリー「・・・・・・わからん」 シャーリーはちょっと残念そうな表情を浮かべてから、元の位置に戻った。 351 :本当はもっとイベントを詰め込みたかった[sage]:2010/10/04(月) 18 45 05.51 ID wGjNW/YW0 それから、もう少し飛んだ後、 シャーリー「・・・・・・よし、そろそろ戻るか」 俺「ん、わかった」 ハンガーへ戻ると、 宮藤「あ、シャーリーさん!俺さん!」 シャーリー「お?どうした、宮藤?」 宮藤「ミーナ中佐から、お二人が戻ってきたらブリーフィングルームに呼ぶように言われたので」 俺(・・・・・・いくらなんでも早いんじゃないか) 352 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 50 00.24 ID wGjNW/YW0 ブリーフィングルームへ行くと、既に自分達3人を除いた全員が集まっていた。 ミーナ「・・・・・・皆さん集まりましたね」 ミーナ「我々は、明日正午より、ヴェネチア上空にあるネウロイの巣に総攻撃を仕掛けます」 その言葉に驚く者と、驚かない者が別れた。 ミーナ「・・・・・・新型ネウロイの出現により、上層部も判断を急いだようです。なお今回の作戦の内容は・・・・・・」 それから、作戦についての説明が続いた。 大体まとめると、扶桑海軍の戦艦大和をコアコントロールシステムによってネウロイ化させ、 そのまま巣に突っ込み、至近距離から主砲を発射し、巣を殲滅するらしい。 そして、今回の自分達の仕事は、戦艦大和がネウロイ化するまでの護衛。 この作戦が失敗した場合、ロマーニャ全土をネウロイに明け渡し、第501統合戦闘航空団は解散とのこと。 そのことには、皆驚きを隠せなかった。 353 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 55 00.42 ID wGjNW/YW0 バルクホルン「ロマーニャを明け渡す!?501が解散!?そんな馬鹿な話があるか!! ミーナ!そんな命令に納得して帰ってきたのか!!」 ミーナ「そんなわけないじゃない!!」 バルクホルン「っ・・・・・・」 ミーナ「・・・・・・納得してるわけないじゃない。・・・・・・でも、この先消耗戦を続ける戦力は、もう残っていないわ このまま戦いを続けても、被害は増えるだけ。・・・・・・私たちには、もうこの方法しかないのよ・・・・・・」 バルクホルン「しかし・・・・・・」 俺「バルクホルン大尉」 バルクホルン「ぐっ・・・・・・」 354 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 19 00 03.23 ID wGjNW/YW0 宮藤「ロマーニャを・・・・・・」 リーネ「明け渡す・・・・・・」 ペリーヌ「そんな・・・・・・」 ルッキーニ少尉は泣き叫び、それをシャーリーが慰めていた。 シャーリー「大丈夫・・・・・・心配するな。ルッキーニの故郷をネウロイなんかにやってたまるか」 サーニャ「勝てばいいんでしょう」 エイラ「ソ、ソウダ!勝てばいいんだヨ!」 ペリーヌ「・・・・・・ですわね!」 リーネ「うん、勝とう!!」 宮藤「絶対勝つよ!!」 355 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 19 05 00.49 ID wGjNW/YW0 バルクホルン「・・・・・・」 エーリカ「そういうことだよトゥルーデ。何弱気になってんのさ」 バルクホルン「ち、違う!私はたとえ最後の一人になっても戦う!!」 ミーナ「一人になんてさせないわ!!」 ミーナ「私たち12人で、ストライクウィッチーズよ!」 俺(・・・・・・こういう空気は苦手なんだが) 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 19 07 52.41 ID QgAtylAmI いつもおもうんだが男のウィッチのズボンはブーメランパンツなのか? 357 : 356俺は普通の陸軍服で[sage]:2010/10/04(月) 19 10 00.92 ID wGjNW/YW0 その夜、テラスで一人、夜空を見上げながらあまり美味しくないコーヒーを飲んでいると、 俺「・・・・・・どうしたんです?」 サーニャ「少し、お話がしたかったので」 俺「俺でよければいくらでも」 サーニャ「ふふっ・・・・・・」 彼女は、俺の隣の椅子にこしかけた。 俺「・・・・・・それで、今度はどうしたんです?」 サーニャ「いえ、俺さんは、もし明日の作戦が成功したら、どうするのかなって、気になっちゃって・・・・・・」 俺「そうですね・・・・・・、生憎、私には帰る場所もなければ待たせている人もいないのでね。 まだネウロイと戦いを続けているところもあるでしょうから、そこに俺も加わるだけです」 サーニャ「そう、なんですか・・・・・・」 俺「あ、すみませんね。なんか雰囲気重くしちゃって・・・・・・。サーニャさんはどうするんです?」 358 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 19 11 02.16 ID wGjNW/YW0 サーニャ「私は・・・・・・、お父さんとお母さんを探して、もし見つかったら一緒に暮らしたいと思ってるんです」 多分、途中で間が空いたのは、言っていいのかどうか迷っていたのだろう。 ただ、初めて話したときに言った通り、自分に対してそんな気遣いは不要である。 俺「そうですか・・・・・・。見つかると、いいですね」 サーニャ「はい・・・・・・」 俺「・・・・・・それより、もう遅い時間ですけど、休まなくても大丈夫なんですか?」 サーニャ「・・・・・・そうですね、そろそろ失礼します」 サーニャ「明日・・・・・・、頑張りましょうね」 俺「・・・・・・勿論」 第四部 終 投下続けます ナイトウィッチ 第五部へ続く
https://w.atwiki.jp/earthedrn/pages/141.html
ウィッチ Witch ある者は研究を通して、ある者は献身を通して、そのほかは血を通して力を得るが、ウィッチは未知との霊的交感から得る。通常恐れられ誤解されてはいるが、ウィッチはこの世のものならぬ実力者との契約により魔法を唱える。使い魔を介して行われるその源との交信によって、ウィッチは大量の呪文だけでなく、呪術として知られるいくつかの奇妙な能力も得る。ウィッチはその力が強くなるとともに、その魔法の源についても学習しようとするが、それでも至上の謎は残る。その源を恐れ、その存在がなんであるか、その真の目的はどこにあるかに不安がる者もいる。 役割 :多くのウィッチは世捨て人であり集落の隅で生活しているが、ウィッチと公言しながら、あるいは隠しながら社会で生活する者もいる。ウィッチの呪文への融和はその人を探求者から癒し手までいくつもの異なる役割に熟練させ、そして呪術は戦闘で有用ないくつもの能力を与えてくれる。あるウィッチは旅によって大いなる知識を探し、自身を導く神秘の力を更に理解しようとする。 属性 :どれでも。 ヒット・ダイス :d6。 クラス技能 ウィッチのクラス技能は以下の通り:〈威圧〉【魅】、〈呪文学〉【知】、〈職能〉【判】、〈製作〉【知】、〈知識:次元界〉【知】、〈知識:自然〉【知】、〈知識:神秘学〉【知】、〈知識:歴史〉【知】、〈治療〉【判】、〈飛行〉【敏】、〈魔法装置使用〉【魅】。 レベル毎の技能ランク :2+【知】修正値。 表:ウィッチ レベル 基本攻撃ボーナス 頑健セーヴ 反応セーヴ 意志セーヴ 特殊 1日の呪文数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 +0 +0 +0 +2 初級秘術呪文 、 呪術 、 ウィッチの使い魔 3 1 ― ― ― ― ― ― ― ― 2 +1 +0 +0 +3 呪術 4 2 ― ― ― ― ― ― ― ― 3 +1 +1 +1 +3 4 2 1 ― ― ― ― ― ― ― 4 +2 +1 +1 +4 呪術 4 3 2 ― ― ― ― ― ― ― 5 +2 +1 +1 +4 4 3 2 1 ― ― ― ― ― ― 6 +3 +2 +2 +5 呪術 4 3 3 2 ― ― ― ― ― ― 7 +3 +2 +2 +5 4 4 3 2 1 ― ― ― ― ― 8 +4 +2 +2 +6 呪術 4 4 3 3 2 ― ― ― ― ― 9 +4 +3 +3 +6 4 4 4 3 2 1 ― ― ― ― 10 +5 +3 +3 +7 呪術 、 上級呪術 4 4 4 3 3 2 ― ― ― ― 11 +5 +3 +3 +7 4 4 4 4 3 2 1 ― ― ― 12 +6/+1 +4 +4 +8 呪術 4 4 4 4 3 3 2 ― ― ― 13 +6/+1 +4 +4 +8 4 4 4 4 4 3 2 1 ― ― 14 +7/+2 +4 +4 +9 呪術 4 4 4 4 4 3 3 2 ― ― 15 +7/+2 +5 +5 +9 4 4 4 4 4 4 3 2 1 ― 16 +8/+3 +5 +5 +10 呪術 4 4 4 4 4 4 3 3 2 ― 17 +8/+3 +5 +5 +10 4 4 4 4 4 4 4 3 2 1 18 +9/+4 +6 +6 +11 呪術 、 大いなる呪術 4 4 4 4 4 4 4 3 3 2 19 +9/+4 +6 +6 +11 4 4 4 4 4 4 4 4 3 3 20 +10/+5 +6 +6 +12 呪術 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 クラスの特徴 ウィッチのクラスの特徴は以下の通り。 武器と鎧の習熟 :ウィッチはすべての単純武器に《習熟》している。彼女はしかしながらあらゆるタイプの鎧や盾に《習熟》していない。鎧はウィッチの動きを阻害し、動作要素のある呪文を失敗させる可能性がある。 呪文 :ウィッチはウィッチ呪文リストに書かれている呪文を秘術呪文として発動する。ウィッチは事前に呪文を選び準備しなければならない。 呪文を学び発動するために、ウィッチは【知力】能力値が最低でも10+その呪文レベルなければならない。ウィッチの呪文へのセーヴィング・スローの難易度は10+その呪文レベル+ウィッチの【知力】修正値である。 ウィッチはそれぞれの呪文レベルについて1日に決まった数の呪文を発動できる。彼女が通常使用することのできる呪文数は「表:ウィッチ」にある。加えて、彼女は高い【知力】修正値を持っている場合1日毎のボーナス呪文を得る( Pathfinder RPG Core Rulebook の表1‐3 参照)。 ウィッチは好きな数の呪文を修得できる。彼女は呪文を選び準備するには事前に8時間睡眠し1時間を使い魔との霊的交感に費やさなければならない。対話している間に、ウィッチはどの呪文を準備するかを決定する。 初級秘術呪文 :ウィッチは「表:ウィッチ」の“1日の呪文数”に書かれているとおりの数の初級秘術呪文か、0レベル呪文を毎日準備できる。これらの呪文はほかの呪文と同様に発動されるが、そのときに消費されず再び使用できる。呪文修正特技を使うなどして、ほかの呪文スロットを使って準備された初級秘術呪文は通常通り消費される。 呪術 :ウィッチは呪術と呼ばれる、敵を弱体化させ自身を強化させるいくつかの魔法の業を学ぶ。1レベルの時点で、ウィッチは呪術を1つ選んで得る。彼女は2レベルおよび以降2レベル毎に追加の呪術を表2‐10にあるとおり得る。ウィッチは1つの呪術を複数回選択できない。 特記ない限り、呪術の使用は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。呪術へ抵抗するためのセーヴは10+ウィッチ・レベルの1/2+ウィッチの【知力】修正値である。 運命(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体に1ラウンドの間僅かな幸運ボーナスを与える。その目標は1ラウンドにつき1回この幸運を呼び起こすことができ、それによりいずれかの能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは技能判定を振り直し、より良い結果を取ることができる。彼は最初のロールをする前にこの能力を使用するかを決定しなければならない。8レベルおよび16レベルの時点で、この呪術の持続時間は1ラウンド延長する。1回クリーチャーが幸運の呪術から利益を受けたら、そのクリーチャーは24時間それから利益を得られない。 大鍋(変則) :ウィッチは《ポーション作成》をボーナス特技として得、〈製作:錬金術〉技能判定に+4の洞察ボーナスを得る。 荒廃(超常) :ウィッチは1体の動物か植物のクリーチャー、あるいは土地の図面を呪い、萎れさせるか殺す。範囲の荒廃には1ラウンドかかり、その間ウィッチとその使い魔は目標に触っていなければならない。土地の図面に使用した場合、その土地は後日萎れはじめ、一週間もすればその範囲のすべての植物は死ぬ。その呪いが持続している限りその範囲では何も生えない。ウィッチはクラス・レベルX10フィートに等しい半径の範囲に影響を与えられる。クリーチャーの荒廃は近接接触攻撃が必要な標準アクションである。動物か植物の種別のクリーチャーに対して使用した場合、そのクリーチャーは以下の呪いを得る:荒廃の呪い― 種類 呪い; セーヴ 意志・無効; 頻度 1/日; 効果 1【耐】ダメージ。どちらの種類の呪いでも リムーヴ・カース かそれに類似した魔法で除去でき、その際はセーヴDCと同じ値を呪いの除去のDCに使用する。ウィッチは一度に荒廃を1回しか使用できない。別の荒廃の呪いが使われた場合、前のものは即座に終了する。 邪眼(超常) :ウィッチは彼女が見ることができる30フィート以内の敵1体の精神に不信の感情を這わせることができる。その目標は-2のペナルティを以下のどれかに受ける(ウィッチが決める):AC、能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは技能判定。この呪術は3+ウィッチの【知力】修正値に等しいラウンド持続する。意志セーヴはこの効果をたった1ラウンドに減少させる。これは[精神作用]効果である。8レベルの時点でこのペナルティは-4に上昇する。 タンズ(超常) :この呪術を持つウィッチは コンプリヘンド・ランゲージズ と同様に1日にレベルと同じ分間、話された言語を理解できる。この持続時間は連続している必要はないが、一分間単位で消費しなければならない。5レベルの時点で、ウィッチはこの能力を使用することで タンズ と同様にどんな言語も話せるようになる。 治癒(超常) :ウィッチは触った傷を和らげることができる。これは キュア・ライト・ウーンズ 呪文と同様に機能し、ウィッチの術者レベルを使用する。1回治癒の呪術から利益を得たクリーチャーは、24時間これから再び利益を得られない。5レベルの時点で、この呪術は キュア・モデレット・ウーンズ のように機能する。 飛翔(超常) :ウィッチは力を得る度に軽くなり、ついには飛行する能力を得る。1レベルの時点で、ウィッチは フェザー・フォール を回数無制限で使用でき、〈水泳〉判定に+4の種族ボーナスを得る。3レベルの時点で、彼女は レヴィテート を1日に1回使用できる。5レベルの時点で、彼女は呪文と同様の フライ を、1日に彼女のレベルに等しい分間使用できる。これらの時間は連続している必要はないが、1分単位で消費しなければならない。この呪術はそのウィッチにのみ効果がある。 不運(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体に重大な不運を1ラウンドの間与えられる。クリーチャーが能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは技能判定をするとき、2回振って悪い結果を選ばなければならない。意志セーヴによってこの呪術を無効化できる。8レベルと16レベルの時点で、この呪術の持続時間は1ラウンドずつ延長される。この呪術は持続している限り目標のすべてのロールに影響する。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にならない。 変装(超常) :ウィッチはその外見をクラス・レベルに等しい時間、 ディスガイズ・セルフ を使用したかのように変更できる。これらの時間は連続している必要はないが、1時間単位で消費しなければならない。 魔女団(変則) :ウィッチはハグの魔女団に参加するに際しハグとして扱われる。魔女団には最低1人のハグが含まれていなければならない。加えて、この呪術を持つウィッチの30フィート以内にこの呪術を持つ別のウィッチがいるとき、彼女は援護アクションを使用することでそのウィッチの術者レベルに+1のボーナスを1ラウンドの間与えられる。このボーナスはウィッチの呪文にも呪術にも適用される。 魔女笑い(超常) :ウィッチは移動アクションで狂ったように哄笑できる。30フィート以内の、苦悩の呪術、魅了の呪術、邪眼の呪術、運命の呪術、あるいは不運の呪術の影響下にある1体以上の好きなクリーチャーはその1種類の呪術の持続時間が1ラウンド延長する。 まどろみ(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体を スリープ 呪文と同様に、深い魔法的な睡眠へと落とせる。そのクリーチャーは意志セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴが失敗したら、そのクリーチャーはウィッチ・レベルに等しいラウンド眠りに落ちる。この呪術はどのHDのクリーチャーにも作用する。そのクリーチャーは騒音や光では起きないが、他人が標準アクションを使って起こすことはできる。この呪術はそのクリーチャーがダメージを受けたら即座に終了する。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にならない。 護り(超常) :ウィッチはこの呪術を1体のクリーチャーに保護の護りをかけることに使用できる。守られたクリーチャーはACに+2の反発ボーナスを、セーヴィング・スローに+2の抵抗ボーナスを得る。この護りは護られたクリーチャーに攻撃が命中するか、セーヴィング・スローに失敗するまで持続する。ウィッチは護られたクリーチャーがもはや保護されていなくなるときそれを知る。ウィッチは一度に1つの護りしか起動できない。ウィッチがこの能力を再び使用した場合、これまでの護りは即座に終了する。ウィッチはこの能力を自身に使用できない。8レベルおよび16レベルの時点で、この護りによるボーナスは+1上昇する。 魅了(超常) :ウィッチは30フィート以内の1体の動物か人型クリーチャーを手招きとなだめの言葉で魅了できる。これはその動物か人型クリーチャーの態度を〈交渉〉技能を使用して成功したかのように1段階上昇させる。この効果はウィッチの【知力】修正値に等しいラウンド持続する。意志セーヴによってこの効果を無視できる。そのセーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーを1日の間再びこの呪術の目標に選べない。8レベルの時点で、この効果は目標のクリーチャーの態度を2段階上昇させる。これは[精神作用](魅惑)効果である。 ウィッチの使い魔(変則) :1レベルの時点で、ウィッチは彼女に魔法を教え彼女の道程を助け導く使い魔と緊密な絆を結ぶ。使い魔はまたウィッチを技能ボーナス、追加呪文、そしていくつかの種類の魔法で手助けする。これはウィザードの秘術の絆のクラス特徴と同様に機能するが、ウィッチの使い魔の項目に違いが書いてある。 ウィッチは毎日呪文を用意するために使い魔と交信しなければならない。使い魔はウィッチの修得している呪文を全て蓄えていて、ウィッチは使い魔に蓄えられていない呪文を準備できない。ウィッチの使い魔はすべての0レベル・ウィッチ呪文に加え、ウィッチの選んだ3つの1レベル呪文を蓄えて開始する。ウィッチはまた【知力】修正値に等しい数の1レベル呪文を追加で選んで使い魔に蓄えさせてよい。新たなウィッチ・レベル毎に、彼女は自身が(新しいウィッチ・レベルに基づいて)発動できる好きな組み合わせの呪文レベルに、新しい2つの呪文を彼女の使い魔に加える。ウィッチはまた特別な儀式を通して使い魔に追加の呪文を加えてよい(補足文章参照)。 上級呪術 :10レベルの開始時点および以降2レベル毎に、ウィッチは以下の上級呪術を新しい呪術を得るときに選択できる。 悪夢(超常) :堕した力を呼び降ろすことにより、ウィッチは呪術を60フィート以内の1体のクリーチャーにかけその酷い悪夢で睡眠を苛むことができる。これは影響を受けたクリーチャーが休もうとする度に起こる ナイトメア 呪文と同様に機能する。意志セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴが失敗した場合、目標は夜毎に新しいセーヴに成功しない限り、休むことができない。 応報(超常) :ウィッチは応報の呪術を60フィート以内の1体のクリーチャーにかけ、目標が近接攻撃でほかのクリーチャーにダメージを与えたときに肉体に大きな傷を開かせることができる。呪術をかけられたクリーチャーが近接攻撃でダメージを与えた場合、即座にそのダメージの半分のダメージを受ける(端数切り捨て)。このダメージはそのクリーチャーが持つあらゆる抵抗、完全耐性、あるいはダメージ減少を無視する。この効果はウィッチの【知力】修正値に等しいラウンド持続する。意志セーヴによってこの効果を無効化できる。 苦悩(超常) :素早いまじないにより、ウィッチは60フィート以内の1体のクリーチャーにこの呪術をかけ、強い苦痛を与えられる。この目標はウィッチのレベルに等しいラウンドの間 吐き気がする状態 になる。頑健セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴィング・スローに失敗した場合、その目標は各ラウンドにこの効果を終わらせるための新しいセーヴを試みることができる。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間この呪術の目標にならない。 幻視(超常) :幻視の呪術を持つウィッチは接触したクリーチャーに未来を垣間見せることができる。幻視の付与には1分かかり、その間ウィッチと目標とはお互いに接触状態でなければならない。それが終われば、GMの判断に従い、対象は通常この幻視の時から1年を超えない短い未来の像を受け取る。これは未来の可能性の1つでしかなく、その幻視は信じるべき最善のものではない。大抵の幻視は与えたウィッチの属性によって歪むものだ。例えば、混沌にして悪のウィッチが与えた幻視はときに死と破壊の光景を見せるが、中立にして善のウィッチは喜びの行事や出来事になる傾向がある。現在の幻視が起こるか妨害されるまで、1体のクリーチャーは別の幻視の目標にならない。ウィッチはこの能力を自身に使用できない。望まないクリーチャーが受ける場合意志セーヴでこの幻視を無効化できる。 上級治癒(超常) :気味の悪い力を呼び降ろし、ウィッチの接触は大抵の大怪我さえ治せる。これは キュア・シリアス・ウーンズ と同様に機能し、ウィッチの術者レベルを使用する。1回上級治癒の呪術から利益を得たクリーチャーは、その後24時間は再びその利益を得られない。15レベルの時点で、この呪術は キュア・クリティカル・ウーンズ のように作用する。 天候制御(超常) :この呪術を持つウィッチは コントロール・ウェザー を1日に1回使用できるが、1時間に渡る詠唱、踊り、使い魔との霊的交感を行なわなければならない。 ハグの目(超常) :この呪術を持つウィッチは彼女がそれを通して見ることができる魔法の感覚器を作り出せる。これは アーケイン・アイ 呪文と同様に機能する。ウィッチが魔女団の呪術を持っている場合、10フィート以内のほかの魔女団の呪術を持つウィッチは、これを作り出したウィッチが依然制御を維持しているにも関わらず、同様にこの感覚器を通して見ることができる。ウィッチは1日にレベルに等しい分間この目を使用できる。これらの時間は連続している必要はないが、1分間単位で消費しなければならない。 蝋像(超常) :ウィッチは全ラウンド・アクションを使って30フィート以内の、彼女が見ることができるクリーチャーの粗雑で狼狽させるような蝋の複製を作成できる。一度その像が完成したら、その対象は意志セーヴを行わなければならない。失敗した場合、ウィッチはそのクリーチャーの小さな制御の仕方を理解する。彼女がこの制御をする場合、そのクリーチャーはこの効果を終了させるための新しい意志セーヴができる。この効果はウィッチのターンに起こり、そしてそのクリーチャーは自身のターンに行動を行なえない。ウィッチは蝋像が溶けるまでそれを【知力】修正値に等しい回数使用できる。標準アクションで、ウィッチは対象を以下のように行動させられる:そのクリーチャーの移動速度までの速度で好きな方向に動かす、手に持っている武器で自身を1回攻撃させる(この攻撃は自動的に命中する)、地面に伏せる、あるいは手に持っているものすべてを手放す。さらに、その像を単純に苛むことでそのクリーチャーをそのターン 不調状態 かつ よろめき状態 にできる。そのクリーチャーがこの効果に対してのセーヴに成功すれば、この能力に対して以後24時間に渡り完全耐性を得る。これは心術(強制)効果である。 大いなる呪術 :18レベルの開始時点および以降2レベル毎に、ウィッチは以下の大いなる呪術を、新しい呪術を選択できるときに選んでよい。 永遠のまどろみ(超常) :ウィッチはクリーチャーに触ることで、永遠のまどろみに漂わせることができる。そのクリーチャーは意志セーヴでこの効果を無効化できる。セーヴに失敗した場合、そのクリーチャーは眠りに落ち目覚めることができない。この効果は ウィッシュ かそれに類する魔法によってのみ取り除け、またウィッチを殺すことでもこの効果は終了する。ウィッチはこの能力を毒の食べ物や飲み物にも使用でき、それを摂取したものをセーヴに成功しない限り永遠の眠りに落とす。彼女は一度に1服の毒まで持つことができ、それは消費されなかった場合1分で効能を失う。セーヴの成否に関わらず、クリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にはならない。 強制的転生(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体を殺し即座に新しい肉体に転生させられる。意志セーヴによってこの効果を無効化できる。失敗したものは殺され即座に リインカーネイト 呪文によって呼び戻される。この行程には1ラウンドかかり、その間そのクリーチャーは完全な苦悶の中にいる。セーヴの成否に関わらず、クリーチャーは1日の間この呪術の目標に再びならない。 自然災害(超常) :この呪術を使うウィッチは自然の力を呼び降ろし範囲に大混乱をぶちまける。これは ストーム・オヴ・ヴェンジャンス と次の(酸が空から降る)ラウンドに効果を発する アースクウェイク を合わせたものとして機能する。ウィッチはこの効果の持続時間の限り精神集中しなければならない。妨げられた場合、この効果は即座に終了する。ウィッチはこの能力を1日に1回しか使用できない。 死の呪い(超常) :この強力な呪術はクリーチャーの心臓を鷲掴みにし、数瞬の後に死を与える。この呪術の距離は30フィートである。呪術のかかったクリーチャーは意志セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴに失敗した場合、そのクリーチャーはこの呪術の1ラウンド目 疲労状態 になる。この呪術の2ラウンド目、そのクリーチャーは 過労状態 になる。3ラウンド目、そのクリーチャーは頑健セーヴに成功しない限り死亡する。最初のセーヴに失敗したが二度目には成功したクリーチャーは 過労状態 のまま残り、そして4d6ポイントとウィッチのレベルにつき1ポイントのダメージを受ける。そのクリーチャーに呪術をかけたウィッチを殺せば効果は終了するが、 疲労状態 あるいは 過労状態 は残る。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にはならない。 生命付与者(超常) :1日に1回、ウィッチは全ラウンド・アクションで死んだクリーチャーに触ることで命を呼び戻せる。これは リザレクション として機能するが、物質要素を必要としない。 ウィッチの使い魔 名づけようのない存在との奇妙な絆を鍛えることで、神秘的な助言者の援助とウィッチに仕える使い魔が、定命の存在のほとんどが知らない秘密を彼女に明かしてくれる。使い魔はウィッチの選んだ動物で、彼女の呪文発動を手助けし特別な能力を与える。これはウィザードの秘術の絆のクラス特徴と同様に機能するが、以下の点が異なる。ウィッチはウィザードの使い魔に加え、ここに書かれている新しい使い魔を使用することができる。 使い魔を与える異なるクラス・レベルは、ウィッチ・レベルによって得られる使い魔の能力を決定する際に累積する。ウィッチがそのようなレベルを持っていた場合、ウィザードや秘術の血脈を持つソーサラーのような使い魔を与えるクラスではなく常にウィッチの使い魔のルールを使用する。ウィッチの使い魔はウィッチの呪文しか蓄積しない。他の呪文は通常通り、そのクラスの特徴に書かれている通り蓄えられる。 使い魔を失うか死亡させてしまった場合、特別な儀式の費用としてウィッチ・レベル毎に500gpを支払うことで1日後に新たに使い魔を得ることができる。この儀式には8時間を必要とする。新しい使い魔はすべての0レベル呪文に加えウィッチが発動できる各レベルの呪文につき2つずつの呪文を知っている状態である。ウィッチのレベルとその守護者に基づいて使い魔が修得するボーナス呪文がこれらに加えられる(守護者呪文参照)。 呪文蓄積 :1レベルの時点で、ウィッチの使い魔はウィッチが修得している呪文のすべてを蓄えている。このことにより、使い魔がこれらの呪文の発動や呪文起動型や呪文完成型の魔法のアイテムを使用できるようにはならない。2レベルの時点および以降2レベル毎に、ウィッチの使い魔はウィッチの守護者に基づいて新しいボーナス呪文をウィッチの呪文リストに加える。これらの呪文は自動的に使い魔に蓄積され、一度得たら通常通り準備できるようになる。 接触呪文伝達(超常) :ウィッチが3レベル以上になると、使い魔は接触呪文および接触して発動する呪術を伝達できるようになる。ウィッチと使い魔が接触している時に主人が接触呪文を発動した場合、ウィッチは使い魔を“接触者”に指定できる。使い魔はあたかもウィッチが接触したかのように接触呪文を伝達できる。通常の場合と同様、接触呪文が伝達される前に使い魔の主人が別の呪文を発動した場合、接触呪文は消滅してしまう。ウィッチが呪術を使用した場合、その使い魔を接触を行うために使用することができる。ウィッチはこの能力を使用する際、使い魔と接触している必要は無い。 ウィッチの使い魔への呪文の追加 ウィッチは新しい呪文を使い魔にいくつかの方法で加えられる。ウィッチはウィッチの呪文リストにある呪文のみ使い魔に加えられる。 新しいレベルで得られる呪文 :ウィッチの使い魔はウィッチの冒険で伝承と魔法を学ぶ。ウィッチはレベルを得る度、使い魔にウィッチ呪文リストから2つの呪文を加える。この2つの費用のない呪文は発動できる呪文レベルでなければならない。 使い魔が使い魔に教える :ウィッチの使い魔は別のウィッチの使い魔から呪文を学べる。これを達成するために、使い魔は教わるためにその呪文レベルにつき1時間、お互いとの霊的交感に費やさなければならない。この時間の終わりに、呪文を学んだ使い魔のウィッチは〈呪文学〉判定(DCは15+呪文レベル)をしなければならない。判定に成功した場合、その使い魔はその呪文を学びウィッチは次から呪文を準備するときに使用できるようになる。判定に失敗した場合、その使い魔はその呪文を学ぶのに失敗し、ウィッチが〈呪文学〉のランクを得るまで再び学べない。大抵のウィッチはこの教示の見返りとしてそれと同レベル以上の呪文を要求する。使い魔のウィッチが死んだ場合、その使い魔は24時間しか呪文の知識を保持せず、そのときならGMの裁量によってその使い魔を宥め賺して呪文を教えさせられる可能性がある。 巻物から学ぶ :ウィッチは巻物を使って使い魔に新しい呪文を教えられる。この行程では学ぶのにその呪文レベルにつき1時間かかり、その間に巻物は燃え、そして特別な醸造液を作り出すための、あるいは使い魔に消費され力になるための灰になる。この行程で巻物は破壊される。この時間の終わりに、ウィッチは〈呪文学〉判定(DCは15+呪文レベル)をしなければならない。判定に失敗した場合、これまでの行程はなにか間違えていて、呪文は学ばれず、しかしながら巻物は消費される。 新しい使い魔 Pathfinder RPG Core Rulebook にある使い魔 に加え、ウィッチは以下の動物を使い魔として選択できる。ソーサラーおよびウィザードもこれらを新しい使い魔として採用できるが、ほかの使い魔と同じルールを適用すること。 これらの使い魔の一般データは以下のものを使用する:ハウス・センチピード、キング・クラブ、グリーンスティング・スコーピオン、フォックス(ヤング・テンプレート付きドッグ)、オクトパス(ヤング・テンプレート付きオクトパス)、スカーレット・スパイダー。 使い魔 特殊能力 オクトパス 主人は〈水泳〉判定に+3のボーナスを得る クラブ 主人は組みつきに+2のボーナスを得る スコーピオン 主人はイニシアチブ判定に+2のボーナスを得る(訳注:UMでの記述と異なる) スパイダー 主人は〈登攀〉判定に+3のボーナスを得る センチピード 主人は〈隠密〉判定に+3のボーナスを得る フォックス 主人は反応セーヴに+2のボーナスを得る 守護者呪文 1レベルの時点で、ウィッチは自身の使い魔を得るとき守護者も選択しなければならない。この守護者とは朧気で神秘的な力であり、ウィッチには完全には理解できない理由によって彼女にパワーを与える。2レベルの時点および以降2レベル毎に、ウィッチの守護者は新しい呪文をウィッチの呪文修得リストに加える。これらの呪文はまた自動的に使い魔に蓄えられた呪文のリストにも加えられる。このアスタリスク(*)の印のついた呪文はこの本の5章にある。得られる呪文は選ばれた守護者に依る。守護者それぞれはその主題によって一覧化されている。その本当の名前はGMとウィッチによって決まる。 疫病 :2― ディテクト・アンデッド 、4― コマンド・アンデッド 、6― コンテイジョン 、8― アニメイト・デッド 、10― ジャイアント・ヴァーミン 、12― クリエイト・アンデッド 、14― コントロール・アンデッド 、16― クリエイト・グレーター・アンデッド 、18― エナジー・ドレイン 。 機敏 :2― ジャンプ 、4― キャッツ・グレイス 、6― ヘイスト 、8― フリーダム・オヴ・ムーヴメント 、10― ポリモーフ 、12― マス・キャッツ・グレイス 、14― イセリアル・ジョーント 、16― アニマル・シェイプス 、18― シェイプチェンジ 。 欺瞞 :2― ヴェントリロキズム 、4― インヴィジビリティ 、6― ブリンク 、8― コンフュージョン 、10― パスウォール 、12― プログラムド・イメージ 、14― マス・インヴィジビリティ 、16― シンティレイティング・パターン 、18― タイム・ストップ 。 元素 :2― ショッキング・グラスプ 、4― フレイミング・スフィアー 、6― ファイアーボール 、8― ウォール・オヴ・アイス 、10― フレイム・ストライク 、12― フリージング・スフィアー 、14― ヴォーテックス *、16― ファイアー・ストーム 、18― メテオ・スウォーム 。 巧技 :2― アニメイト・ロープ 、4― ミラー・イメージ 、6― メジャー・イメージ 、8― ハリューサナトリ・テレイン 、10― ミラージュ・アーケイナ 、12― ミスリード 、14― リヴァース・グラヴィティ 、16― スクリーン 、18― タイム・ストップ 。 操影 :2― サイレント・イメージ 、4― ダークネス 、6― ディーパー・ダークネス 、8― シャドウ・カンジュレーション 、10― シャドウ・エヴォケーション 、12― シャドウ・ウォーク 、14― グレーター・シャドウ・カンジュレーション 、16― グレーター・シャドウ・エヴォケーション 、18― シェイズ 。 耐久 :2― エンデュア・エレメンツ 、4― ベアズ・エンデュアランス 、6― プロテクション・フロム・エナジー 、8― スペル・イミュニティ 、10― スペル・レジスタンス 、12― マス・ベアズ・エンデュアランス 、14― グレーター・レストレーション 、16― アイアン・ボディ 、18― ミラクル 。 力 :2― ディヴァイン・フェイヴァー 、4― ブルズ・ストレンクス 、6― グレーター・マジック・ウェポン 、8― ディヴァイン・パワー 、10― ライチャス・マイト 、12― マス・ブルズ・ストレンクス 、14― ジャイアント・フォームI 、16― ジャイアント・フォームII 、18― シェイプチェンジ 。 動物 :2― チャーム・アニマル 、4― スピーク・ウィズ・アニマルズ 、6― ドミネイト・アニマル 、8― サモン・ネイチャーズ・アライIV 、10― アニマル・グロウス 、12― アンティライフ・シェル 、14― ビースト・シェイプIV 、16― アニマル・シェイプス 、18― サモン・ネイチャーズ・アライIX 。 判断 :2― シールド・オヴ・フェイス 、4― アウルズ・ウィズダム 、6― マジック・ヴェストメント 、8― レッサー・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ 、10― ドリーム 、12― グレーター・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ 、14― スペル・ターニング 、16― プロテクション・フロム・スペルズ 、18― メイジズ・ディスジャンクション 。 変成 :2― ジャンプ 、4― ベアズ・エンデュアランス 、6― ビースト・シェイプI 、8― ビースト・シェイプII 、10― ビースト・シェイプIII 、12― フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンI 、14― フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンII 、16― フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンIII 、18― シェイプチェンジ 。 水 :2― ブレス・ウォーター/カース・ウォーター 、4― スリップストリーム *、6― ウォーター・ブリージング 、8― コントロール・ウォーター 、10― ガイザー *、12― エレメンタル・ボディIII (水のみ)、14― エレメンタル・ボディIV (水のみ)、16― シーマントル *、18― ツナミ 。 ウィッチ呪文 ウィッチは以下の呪文に接することができる。これらの呪文の多くは Core Rulebook にあるが、アスタリスク(*)印の付いたものはすべてこの本の5章にある。 0レベル・ウィッチ呪文 ― アーケイン・マーク 、 ガイダンス 、 スタビライズ 、 スパーク* 、 タッチ・オヴ・ファティーグ 、 ダンシング・ライツ 、 デイズ 、 ディテクト・ポイズン 、 ディテクト・マジック 、 ピュートリファイ・フード・アンド・ドリンク* 、 ブリード 、 メッセージ 、 メンディング 、 ライト 、 リード・マジック 、 レジスタンス 。 1レベル・ウィッチ呪文 ― アイデンティファイ 、 アンシーン・サーヴァント 、 イル・オーメン* 、 インフリクト・ライト・ウーンズ 、 エンラージ・パースン 、 オブスキュアリング・ミスト 、 キュア・ライト・ウーンズ 、 コーズ・フィアー 、 コマンド 、 コンプリヘンド・ランゲージズ 、 サモン・モンスターI 、 スリープ 、 ダンシング・ランタン* 、 チャーム・パースン 、 チル・タッチ 、 ディテクト・シークレット・ドアーズ 、 バーニング・ハンズ 、 ビガイリング・ギフト* 、 ヒプノティズム 、 マウント 、 マスク・ドゥウェオマー* 、 メイジ・アーマー 、 リデュース・パースン 、 レイ・オヴ・エンフィーブルメント 。 2レベル・ウィッチ呪文 ― インフリクト・モデレット・ウーンズ 、 ウェブ 、 ヴァーミット・スウォーム* 、 エンスロール 、 オーギュリイ 、 オルター・セルフ 、 キュア・モデレット・ウーンズ 、 グライド* 、 グリッターダスト 、 サモン・スウォーム 、 サモン・モンスターII 、 シー・インヴィジビリティ 、 ジェントル・リポウズ 、 スケアー 、 ステイタス 、 スペクトラル・ハンド 、 ゾーン・オヴ・トゥルース 、 タッチ・オヴ・イディオシー 、 デイズ・モンスター 、 ディテクト・ソウツ 、 ディレイ・ポイズン 、 デス・ネル 、 パーシーヴ・キューズ* 、 バーニング・ゲイズ* 、 ヒドゥン・スピーチ* 、 ファインド・トラップス 、 フィースト・オヴ・アッシュズ* 、 フェスター* 、 フォールス・ライフ 、 フォッグ・クラウド 、 ブラインドネス/デフネス 、 ホールド・パースン 、 パークス・パスチュール* 、 レヴィテート 。 3レベル・ウィッチ呪文 ― アーケイン・サイト 、 ヴァンピリック・タッチ 、 ウォーター・ウォーク 、 ガイディング・スター* 、 カップ・オヴ・ダスト* 、 グリフ・オヴ・ウォーディング 、 クレアオーディエンス/クレアヴォイアンス 、 サモン・モンスターIII 、 サジェスチョン 、 シェア・センシズ* 、 スクリーチ* 、 スティンキング・クラウド 、 スピーク・ウィズ・デッド 、 スリート・ストーム 、 セピア・スネーク・シジル 、 タンズ 、 ディープ・スランバー 、 ディスペル・マジック 、 トワイライト・ナイフ* 、 ネイチャーズ・エグザイル* 、 ビストウ・カース 、 ヒロイズム 、 フライ 、 ペイン・ストライク* 、 ライトニング・ボルト 、 リムーヴ・カース 、 リムーヴ・ディジーズ 、 リムーヴ・ブラインドネス/デフネス 、 レイ・オヴ・イグゾースチョン 、 レイジ 、 ロケート・オブジェクト 。 4レベル・ウィッチ呪文 ― アーケイン・アイ 、 アイス・ストーム 、 インフリクト・シリアス・ウーンズ 、 エナヴェイション 、 レッサー・ギアス 、 キュア・シリアス・ウーンズ 、 クラッシング・ディスペア 、 コンフュージョン 、 サモン・モンスターIV 、 スクライング 、 スパイト* 、 スリープウォーク* 、 スリーフォールド・アスペクト* 、 セキュアー・シェルター 、 ソリッド・フォッグ 、 チャーム・モンスター 、 ディヴィネーション 、 ディサーン・ライズ 、 ディテクト・スクライング 、 ディメンジョン・ドア 、 デス・ウォード 、 ニュートラライズ・ポイズン 、 ファンタズマル・キラー 、 フィアー 、 ブラック・テンタクルズ 、 ポイズン 、 マイナー・クリエイション 、 ムーンストラック* 、 ロケート・クリーチャー 、 ワンダリング・スター・モーツ* 。 5レベル・ウィッチ呪文 ― インフリクト・クリティカル・ウーンズ 、 ウェイヴズ・オヴ・ファティーグ 、 オーヴァーランド・フライト 、 キュア・クリティカル・ウーンズ 、 クラウドキル 、 コンタクト・アザー・プレイン 、 サフォケーション* 、 サモン・モンスターV 、 シークレット・チェスト 、 シンボル・オヴ・スリープ 、 シンボル・オヴ・ペイン 、 テレパシック・ボンド 、 テレポート 、 ドミネイト・パースン 、 バニッシュ・シーミング* 、 フィーブルマインド 、 ブライト 、 プライング・アイズ 、 ブレイク・エンチャントメント 、 ベイルフル・ポリモーフ 、 マス・ペイン・ストライク* 、 ホールド・モンスター 、 マーク・オヴ・ジャスティス 、 メジャー・クリエイション 、 マインド・フォッグ 、 マジック・ジャー 、 リインカーネイト 、 レスト・エターナル* 。 6レベル・ウィッチ呪文 ― アイバイト 、 アナライズ・ドゥウェオマー 、 アニメイト・オブジェクツ 、 アンウィリング・シールド* 、 マス・インフリクト・ライト・ウーンズ 、 ガーズ・アンド・ウォーズ 、 ギアス/クエスト 、 マス・キュア・ライト・ウーンズ 、 クローク・オヴ・ドリームズ* 、 コーン・オヴ・コールド 、 マス・サジェスチョン 、 サモン・モンスターVI 、 シンボル・オヴ・パースウェイジョン 、 シンボル・オヴ・フィアー 、 スウォーム・スキン* 、 ストーン・トゥ・フレッシュ 、 スレイ・リヴィング 、 グレーター・ディスペル・マジック 、 トゥルー・シーイング 、 トランスフォーメーション 、 グレーター・ヒロイズム 、 ファインド・ザ・パス 、 マス・フェスター* 、 フレッシュ・トゥ・ストーン 、 レイズ・デッド 、 レジェンド・ローア 。 7レベル・ウィッチ呪文 ― グレーター・アーケイン・サイト 、 インサニティ 、 インスタント・サモンズ 、 マス・インフリクト・モデレット・ウーンズ 、 ヴィジョン 、 ウェイヴズ・オヴ・イグゾースチョン 、 マス・キュア・モデレット・ウーンズ 、 コントロール・ウェザー 、 サモン・モンスターVII 、 シンボル・オヴ・ウィークネス 、 シンボル・オヴ・スタニング 、 グレーター・スクライング 、 チェイン・ライトニング 、 グレーター・テレポート 、 テレポート・オブジェクト 、 ハーム 、 パワー・ワード・ブラインド 、 ヒール 、 フェイズ・ドア 、 プレイン・シフト 、 マス・ホールド・パースン 、 リジェネレイト 。 8レベル・ウィッチ呪文 ― アンティパシー 、 イレジスティブル・ダンス 、 マス・インフリクト・シリアス・ウーンズ 、 マス・キュア・シリアス・ウーンズ 、 クローン 、 サモン・モンスターVIII 、 シンパシー 、 シンボル・オヴ・インサニティ 、 シンボル・オヴ・デス 、 ストームボルツ* 、 マス・チャーム・モンスター 、 ディサーン・ロケーション 、 ディストラクション 、 ディマンド 、 トラップ・ザ・ソウル 、 パワー・ワード・スタン 、 グレーター・プライング・アイズ 、 ホリッド・ウィルティング 、 マインド・ブランク 、 メイズ 、 モーメント・オヴ・プレシャンス 、 リザレクション 。 9レベル・ウィッチ呪文 ― アストラル・プロジェクション 、 マス・インフリクト・クリティカル・ウーンズ 、 ウェイル・オヴ・ザ・バンシー 、 エレメンタル・スウォーム 、 マス・キュア・クリティカル・ウーンズ 、 マス・サフォケーション* 、 サモン・モンスターIX 、 ストーム・オヴ・ヴェンジャンス 、 ソウル・バインド 、 テレポーテーション・サークル 、 ドミネイト・モンスター 、 パワー・ワード・キル 、 フォアサイト 、 マス・ホールド・モンスター 、 レフュージ 。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1447.html
扶桑皇国第三○ニ海軍航空隊。 厚木基地を根拠地にするこの部隊は、横須賀鎮守府や首都東京を含む関東を守る防空部隊である。 最激戦区の欧州にウィッチを派遣することの多い扶桑であるが、海軍の実力派ウィッチも多く所属する、本土きっての主力航空隊だ。 特に「男」のウィッチがいることで有名である。 その「男」のウィッチである俺は、呼出しを受け第三○ニ航空隊司令室に向かっていた。 ドアをノックをすると声が返ってくる。 司令「入れ」 俺「入ります」 司令「ああ、来たか」 俺「俺中尉ただ今参上いたしました」 敬礼を向ける先、巨大な執務机にいるのは不釣合いとも思えるような少々小柄な女性だった。 真面目な雰囲気をだしていた俺だったが、女性が返礼をするとすぐに表情を崩してしまう。 俺「いきなり呼出しなんて俺何かしましたっけ?」 司令「いや『今回は』説教ではないぞ」 俺「おー、そりゃありがたい。安奈ちゃんの説教はいつも長いんだよなー」 司令「階級は大して気にしなくていいとは言っているが『安奈ちゃん』はやめろといつも言っているだろうが……」 整った表情を顰めるのは小園安奈大佐。 第三○ニ航空隊の司令であり、かつてはリバウ遣欧艦隊リバウ航空隊の副長(飛行長兼任)を務め、リバウ三羽烏を部下に持っていたこともある女傑である。 カールスラントのアドルフィーネ・ガランド少将程ではないが大佐という元ウィッチとしては破格の地位にあり、扶桑海軍ウィッチの運用にはかなりの影響力を持っているらしい。 俺「なに? もしかして年齢気にしてる? 確かにもう20も後は――」 安奈「……ねじ切るぞ?」 俺「おっと失礼小園隊長」 口では言うが反省の様子があまり見られない俺に対して溜息をつくが、さっさと用件を済まそうと安奈は話を続けた。 安奈「辞令だ」 俺「辞令? なんでまた」 安奈「上層部にガランドから増員要請があったらしくてな、それでお前にはひとっ飛び行ってもらうわけさ」 俺「はぁ。でもガリアも解放された今、欧州は大分優勢なんじゃ?」 安奈「わざわざ私のところにもガランドから催促が来た。『獅子は兎を狩るにも全力を出す』とな」 耳にかかる艶やかな黒髪を払い背もたれに身を預ける安奈は、ふんと鼻を鳴らした。 俺「つまりどういう意味で?」 安奈「『優勢なうちにネウロイどもを叩き潰したいからウィッチの出し惜しみするな』ってことだろうよ」 俺「なるほどねぇ……」 納得といった様子で俺は頷く。 俺「そんで、俺はどこへ行けばいいんで?」 安奈「オラーシャだ。東部戦線のな。第502統合戦闘航空団と言えばお前でもわかるだろう?」 俺「さすがの俺でもそれくらいは知ってますって」 胸を張る俺だったが、安奈から向けられる視線は微妙に胡散臭そうにしている気配があった。 安奈「まあいい……ちなみに出発は明後日だ」 俺「はやっ!!」 驚く俺であるが安奈は全く気にしない。逆にもっと爆弾を投下する。 安奈「後そうだ、ペテルブルクまでは自分で飛んでけ」 俺「……ごめん安奈ちゃん、今なんて?」 安奈「ペテルブルクまで自分で飛べと言ったんだ。あと安奈ちゃん言うな」 俺「はぁああああ!?」 絶叫した俺だが、安奈は全く態度を変えない。まるで俺がおかしいといわんばかりである。 安奈「なにを驚いている? お前の固有魔法があれば大丈夫だろう。前だってテストでここからシドニーまで飛んだじゃないか。ペテルブルクはシドニーよりは近いぞ」 俺「確かに厚木から7800kmくらいあるシドニーよか近いけど、それだって7000kmは割らないでしょうが!!」 安奈「なんだぁ、前はできて今はできないとでも言うのかぁ?」 俺「できるできないの前に、やりたくない!! 固有魔法でどうにかなるって言っても長く飛べるってだけだから、巡航速度じゃ15時間以上かかるんだよ!!」 安奈「飛べるなら、飛べ。お前は扶桑男児だろうが、泣き言など聞かん」 ちょっとキツメの目をさらに細めて、安奈は猛烈な抗議を行う俺を冷たく突き放す。 安奈「だいたいこれは命令だ。まあ、理由としてウィッチの長距離飛行に関するデータ取りってのもあるにはあるがな」 俺「そもそもウィッチに長距離飛行なんてさせるもんじゃないって……」 石油を燃料とする飛行機はともかく、ウィッチが長距離飛行をするには問題が多い。 長時間の飛行は精神肉体両面でのウィッチへの負担があまりにも大きいのだ。 訓練を積んだウィッチでも長時間飛べば消耗が激しく大した働きが出来ないので、ウィッチを長距離で飛ばしても作戦上の意味がないこともある。 そしてそもそも、増槽もあるが魔力は基本的にウィッチ自身のもので、燃費を切り詰めたとて長時間飛行を行うには膨大な魔力を持つウィッチが必要で、それは数がとても少ない。 この最後の問題を解決できる固有魔法を持っているがゆえに、俺は苦労しているのであった。 俺「なんでこんな目に俺が……」 安奈「固有魔法があるだけウィッチとしてはいいだろうに」 がっくりと俺は肩を落とす。 だがそんなことを気にする安奈ではなく、辞令を俺に渡す。 安奈「ほれ、いつまでもいじけてないでさっさと準備しろ」 俺「はいはい……」 安奈「はいは一回にしろ」 俺「へーい……」 安奈「おい、はいですらなくなってるぞ」 一度大きなため息をついてから、俺はしぶしぶといった様子で退室した。 夕方の食堂に女性の陽気な声が響いてた。 女性「ほう、オラーシャか! なんだ、あそこでかいんだろ?」 俺「でかいんすよ。それを俺は横断しなきゃならないってわけで……」 女性「あっはっは! いいじゃないか、お前にしかできないことだ。誇れ誇れ!」 俺「姉御はほんと楽しそうで……」 ざっくばらんに切った短い髪の女性は赤松明美中尉。 軍神と称される北郷章香とは親友であり、彼女の列機を長く務めるなど、海軍指折りのエースウィッチの一人である。 無類の酒好きだが、意外にも教官としては優秀で、新米だった俺を今まで指導したのも彼女。 既にあがりを迎えており現在は第三○二航空隊で教官扱いで所属するが、隙を見てはこっそり出撃する上官泣かせなウィッチでもある。 明美「そりゃあなぁ、あのダメダメだった俺が天下の統合戦闘航空団様に派遣されるんだ。ずっと教えていた私の鼻も高いってもんじゃあないか!」 俺「行くのはともかく自分で飛ぶのは……」 明美「だから、それはお前しかできないだろ? なら伝説だ、やってやれって」 俺「姉御は気楽っすねぇ」 だがどうも愉快そうな明美と違い、俺の表情は曇り気味だった。 明美「まったくなんださっきからしけた面して、酒が足りてないんじゃないのか!!」 溜息をつく俺の前にある空きグラスに明美は手ずから扶桑酒を注いでやる。 明美「さあ飲め飲め!!」 俺「って、わかりましたからそんな背中叩かないでくださいよ!!」 明美「あっはっは! そうだそれでいい、命令ならどうせやらなきゃならないんだ。気楽にやったほうが100倍ましだろう!」 俺「まあ、そりゃねぇ」 明美「それに、お前は私の弟子だ。自信持っていいんだぞ!」 がばっと明美は俺の肩に手を回しがっちりと力を入れる。 俺「じゃ、師匠の顔に泥を塗らない程度に頑張りますかね」 明美「おっ、いい顔になったな!」 次第に明美の笑顔につられて俺にも普段通りの笑顔に戻っていた。 日も落ちた食堂。 先ほどまで俺と一緒に酒盛りに興じていた明美は、一人で酒を飲んでいた。その表情にも少々影がある。 彼女の正面に、グラスを持って安奈が座った。 安奈「珍しいな。お前がそんな表情をするとは」 明美「おや、安奈ちゃんじゃないの」 安奈「……お前ら師弟はいい加減に学習能力がないのか?」 明美「私達が言われて唯々諾々と従うような奴に見えるかい?」 呆れた顔を見せる安奈へにやりとした笑みを見せながら、明美は酒瓶を向ける。 安奈「やれやれ……そういえば、その弟子はどうした? さっきまで騒々しい酒宴だったと聞くが」 明美「あいつなら、整備兵どもに連れてかれたよ。今度ペテルブルクまで飛ぶのに使う富嶽の調整だとさ」 安奈「なるほど」 『富嶽』とは扶桑の技術力を結集した戦略爆撃用ストライカーユニットである。ただ、とある問題から実機は一つしかなく『技術力の無駄』と揶揄されている。 巡航速度だけ見ても毎時400kmを超えるなど、爆撃用としては破格の速度であり、実用上昇限度も15000mと高性能。戦略爆撃を目的としているだけあり魔力増幅率も高く積載重量も多く、素晴らしい機体のように一見すると思える。 だが、そもそも前述した通りウィッチに長距離爆撃には向かず、それが可能な膨大な魔力量を誇るウィッチがいたとしても、長距離爆撃に使うだけ人材の無駄なのだ。 それに、どんなに積載量が多くともウィッチが爆弾を持つ以上リベリオンの爆撃機B-29に敵わず、対地攻撃に使うとしてもより効率的なストライカーは多いのだ。 それゆえの『技術力の無駄』である。 安奈「しかし、酒を飲んでもすぐに仕事ができるのはうらやましい限りだな」 明美「確かに、あいつの固有魔法はそういう意味じゃあ便利だあね」 安奈「体内に取り込んだアルコールを魔力に変換する能力だったか?」 明美「そ。空でも酒を飲めば魔力が回復できるなんてギャグみたいな能力だよねえ」 安奈「そのせいで富嶽を押し付けられたわけだが」 そう、魔力変換の固有魔法のために、飛行中でも魔力の補給が可能な俺のところに実働データを取るという名目で富嶽はある。 そして上層部の命令で過去にはここ厚木基地からシドニーやホノルルまで飛ばされていたのだ。そして、今回はペテルブルクまでである。 明美「見てる分には楽しいけどね」 安奈「弟子が心配か?」 言って、安奈はちらりと明美へ目線を送る。 ちょうど酒を傾けていた明美は、一瞬止まってから観念したように息を吐き出した。 明美「ま、そりゃ心配だよ。男のウィッチなんてほぼ皆無だろ? 訓練校で見つけた時から今までずーっと世話してやってきたんだから、心配にもなるって」 安奈「まあそうだろうな。あの性格も酒好きなところも、お前によく似ている。それに腕も確かだ」 明美「おや、それは嬉しいね。安奈ちゃんが褒めるなんて」 安奈「認めていなければ統合戦闘航空団に推挙などしないさ」 空になった明美のグラスに、今度は安奈が酒を注ぐ。 明美「ふっふっふ。そこんとこは私も保証するよ。あいつならちゃんと戦果を挙げるってね」 安奈「それはよかったのか悪かったのか判断に困るな」 明美「やれやれ、ひどい言いようだね」 言葉とは反対に明美の口元には笑みが浮かんでいた。 それを見て安奈も口の端をつりあげる。 安奈「そろそろお前も弟子離れするべき時だろうしな」 明美「弟子が離れていかないだけさ」 安奈「ふっどうだか」 明美「なんだよ、文句あるのか?」 軽く明美に睨まれても、安奈は表情を崩さない。 にやにやと愉快そうだ。 安奈「どちらが正しいかの結論は置いておくが、あいつも一人立ちってことだ」 明美「まあ、な。これで厄介払いが出来る」 明かりにかざすように明美がグラスを掲げた。 透き通った扶桑酒の中で光が揺らりと泳ぐ。 安奈「あっちで騒動を起こすかもしれんぞ?」 明美のグラスに自らのものを並べるように安奈も腕を伸ばす。 明美「だけどここみたいに『またお前か』で済ましてはもらえないからなぁ。そこは自己責任さ」 安奈「確かにな」 明美「まあ、どちらにせよあいつを信じるしかもうないけどな」 明美の目線が安奈へと向けられる。 そこにはいつになく温かな色合いが見えた。 安奈「私もよく考えればあいつとは長い付き合いだったな」 明美「まだまだ続くさ。必ず帰ってくるから、な」 視線を交わし、お互いに小さく笑みが漏らす。 安奈「バカな部下の」 明美「バカな弟子の」 二人「巣立ちを祝って」 グラス同士がぶつかる甲高い音が小さく響いた。 二日という時間は過ぎるにはあまりに早く、厚木基地の滑走路には富嶽のストライカーユニットを履いた俺と、明美がいた。 明美はおもむろに一本の扶桑刀を鞘から抜き放つ。 刀身に反射した陽光は、まるで太陽をかき消すかのようにまばゆく、一切の無駄のない細き刀身は美しさと同時になにものをも寄せ付けないような怜悧さを持っていた。 実戦や訓練で扶桑刀によく触れる俺であっても見とれてしまう、まさに名刀と言える刀だった。 明美「いい刀だろ?」 じっと俺が見ていたのに気付いた明美がにやりと笑う。 俺「そうっすね。すげえいい……」 明美「うむ」 偽ることなく俺が言ったことで、満足そうな表情を浮かべる。 そして、流れるような動作で鞘に刀を収めるとそれを俺へと差し出した。 明美「ほれ、やるよ。餞別だ」 俺「え? いやいやこんないい刀もらえませんって」 首を振ってとんでもないと俺は辞退してしまう。 明美「ばぁか、師匠からの贈り物を断るやつがあるか」 俺「いや、当然のように受け取ってもだめでしょうが……」 明美「かー! いちいち細かいこと気にしやがって!」 眉をひそめた明美が、俺の鼻先に左手の指を突き付けた。 明美「お前がこれから行く先は最前線で、しかもオラーシャだ。扶桑刀がそうほいほい補給できるわけじゃない」 お気楽さを前面に出している普段と違い、真剣そのものな瞳に俺は気圧される。 明美「それを慮って、ネウロイごときにゃ負けない名刀を私がわざわざくれてやるんだ。受け取れ!」 今度は眼前に刀を差しだされた。 再び視線は漆喰の黒き鞘に吸い寄せられる。 そして、気付けば刀に手を伸ばしていた。 明美「そうだ、その刀の銘を教えておこう」 ずしりとした見た目以上の重みを深く感じていた俺は、はっとして明美に視線を戻した。 明美「『雷切』さ」 俺「雷切……」 明美「そうだ。雷神をも切ったと言われる名刀だ。どうだ?」 俺「最高っすね」 明美の不敵な笑みに、俺も不敵な笑みを返す。 俺「確かに、ネウロイ如きには負ける気がしない刀だ」 明美「ふっ」 満足そうに鼻を鳴らすと、そのまま明美は俺に背を向けて歩き始めた。 明美「用はそれだけだ。後はまぁ、なんだ」 背を向け歩みを滞らせることなく、後頭部を掻きながらちょっぴり恥ずかしそうに言う。 明美「死ぬなよ」 俺「あ……」 今までの人生の約三分の一を共に過ごしてきた尊敬する人からの、らしくないと言えばらしくない、それでいて率直な気持ちの吐露。 俺「姉御!!」 気付けば俺は声を張り上げていた。 蘇る懐かしい日々。 ある時は怒られた。 ある時は徹底的にしごかれた。 ある時は一緒にバカをやった。 ある時は死線を共に潜り抜けた。 いろいろあったけれど、彼にとっての彼女というのは簡単。 俺「今まで、ありがとうございました!!」 頼りになる『姉御』だ。 地面に頭をぶつけてしまいそうな勢いで、いやもしかしたら当ててしまうつもりだったのかもしれない、それほどの気持ちで頭を下げた。 明美「ふん、らしくないっての……バカ弟子が」 頭を下げ続けていた俺は、明美が足を止め振り返っていたことも、小さく呟きを零したことも、結局気付くことはなかった。 その日、扶桑皇国海軍第三○ニ航空隊所属俺中尉は、第502統合戦闘航空団へ飛び立った。 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/loveinch/pages/46.html
生サンドウィッチらび評価オススメ度 ★★★★☆ 総合火力 ★★★★☆ 火力密度 ★★★★☆ 消費SP対火力 ★★★★☆ 魅せ度 ★★★☆☆ 材料 性能 手順(東西反転OK) 参考動画 おたより 生サンドウィッチ 接敵前提でオープンサンドの形を作る構成です。 南西抜きの応用ですので同じ感覚で使えるかと思います。 この技の場合、IWから引っこ抜く方角は南なんですけれども。 ポイントは引っこ抜いた直後のHITが0ノックバックする部分です。 サンド配置では必ず0ノックバック開始にしてやらないとHIT速度が格段に変わってきます。 オープンサンドと比較してのメリットはタゲ移りの心配がないことです。 瞬間火力では南西抜きに劣り、総合火力では勝ります。 臨機応変に使い分けていきましょう。 らび評価 オススメ度 ★★★★☆ タゲ移りを絶対に防ぎたいAGI派のあなたに。 総合火力 ★★★★☆ サンドウィッチに順ずる 火力密度 ★★★★☆ 同上 消費SP対火力 ★★★★☆ 通常サンドよりIW1枚分お得です。 魅せ度 ★★★☆☆ 張り付けてから誘導するタイプのテクはやや地味でしょうかー。。 材料 スキル IW×2 FW10推奨×1~3 SP 消費80~160 性能 hit内訳 0ノックバック×1セル 1ノックバック×4セル HIT数 70~210hit 制限 射程1のmobの場合、自分の北東or北西にmobを張り付けた状態からしか使えない。 手順(東西反転OK) (1)北東からmobを誘導しつつ南西方角に斜めFWを立てる ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡敵≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡火≡魔 ファイアウォール!! ≡≡≡≡火◎≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡火火≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ (2)続いてFW詠唱地点の南西のセルにIWを斜め設置しておく ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡敵≡≡≡≡≡≡ ≡≡▲≡火≡魔 アイスウォール!! ≡≡≡▲火火≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡☆火火≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ (3)図の座標に移動し、ターゲットと接敵する ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡敵≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡▲魔火≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡▲火火≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡▲火火≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ (4)すかさずターゲット直下にIWを設置 ≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡敵≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡▲魔火▲≡ アイスウォール!! ≡≡≡▲火火▲≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡▲火火≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ (4)トラップの中を駆け抜けて発動 ≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡▲≡敵▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡▲火火▲≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡▲火火≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡▲魔≡≡≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 参考動画 おたより 名前 コメント すべてのコメントを見る [PR] マーケティングリサーチ